鎮座蔵の味を守る拘りのボイラー

2011-01-26

蒸した芋を中央の粉砕機で砕きながらモロミに加えてよく混ぜる。このあと大甕で熟成させる。芋焼酎を造る作業には、蒸気で芋を蒸したり、出来上がったモロミ(焼酎のもと)を蒸気で沸騰させて蒸留する作業がある。芋焼酎王国・宮崎のなかでも、無農薬の芋作り、手作業での芋の皮むき、大甕仕込みと、特に手造りにこだわる蔵・京屋酒造は、蒸気にも特別なこだわりを見せる。それが蔵の顔、大正初期のコルニッシュボイラーだ。今では日本でも使っている蔵はほとんどないという幻のボイラーである。「まるで、蒸気機関車の顔みたいでかわいいでしょ。音もすごいの」と、店主さんは目を丸くして笑う。ここの芋焼酎は絶品だ。是非お返しに贈りたいものだ。

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