マイクロコンテンツ化って何?

2010-12-20

空港で聴かれるアソビエソトミュージックは、飛行機の運航状況を知らせるアナウンスでときおり中断されることを前提に、飛行機のエンジン音やラウンジに集まった人々のざわめき、力−卜を引く金属音などと共存し、それらの音と一体となったサウンド空間を作り出すようなものであるということです。これはまだウォークマンが登場せず、音楽はリビングルームのオーディオセッ卜の前に座って聴くのか当たり前だった時代には、とても斬新な概念でした。イーノの考えたアソビエソトミュージックはかなり実験的なものでしたか、しかし実のところ、その概念はIH自認の時代になって復活し、いまや音楽の世界を色濃く覆っているようにも見えます。iTunesが引き起こしたのは、音楽のマイクロコンテンツ化でした。マイクロコンテンツとは何でしょうか。それはいま、メディアの各場面で劇的に起きている現象です。わかりやすく言えば、新聞記事や動画、音楽などのコンテンツがバラバラに細分化され、断片化してしまって流通するようになるという意味です。