ミネラルとは

2011-12-15

動物や植物の生命体は、さまざまな元素で作られています。その数は一〇〇種類以上にも及んでいますが、これらの元素の中で酸素や窒素など、その生命体の大半を占める元素を「主要元素」と呼びます。そして、それ以外の元素が「ミネラル」です。ミネラルは生命体の中に微量にしか存在しないことから「生体微量元素」ともいわれています。人間の場合、主要元素は酸素、炭素、水素、窒素などで、人体の九七%前後を占めています。残り三%がミネラルですが、ミネラルの中でも比較的多く存在している元素があります。それは、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、塩素(Cl)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、リン(P)、硫黄(S)の七種類で、これらを「準主要元素」と呼びます。さらに、リンを除いた六種類は一日に一〇〇ミリグラム以上の摂取が必要とされていることから「主要ミネラル」ともいわれています。これに対して、一〇〇ミリグラム以下の元素が「微量ミネラル」です。これらのミネラルの中で、現在、必須栄養素としての評価が確立しているのは鉄や亜鉛などの九種類で、その他のミネラルは、未知な部分が多く、その評価は定まっていません。ミネラルはビタミンとともに、体内の重要な調節機能を果たしていることから、脂質、糖質、たんぱく質の三大栄養素にビタミンとミネラルを加えた五大栄養素のひとつとして数えられています。ミネラルの機能には、ミネラルそれぞれが相互的に関係し、また、たんぱく質など他の栄養素からの影響を受けやすいという特徴をもっています。ミネラルの生理機能としては以下のようなものがあります。

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