ゆるくなってすぐにはずれる、痛くて噛めなくなった、入れ歯の歯が外れてきた、入れ歯が折れてしまった、入れ歯の針金が取れてしまったなど、入れ歯には使っているうちにいろんな不都合が起きてきます。痛くなったからといって、素人判断は危険です。入れ歯を勝手に削ったり、針金をまげたりする方がいますが、絶対にダメです。入れ歯が食い込むところの痛みがひどくなければ、そのまま使って様子をみること。痛みがひどくなりそうな場合は、入れたまま歯科医に見せます。食い込んで痛む場所は赤くなるなどして粘膜にはっきりと出ていますから、入れ歯の調整もすぐにでき、通院の回数も少なくてすみます。入れ歯が痛む理由には、次のようなことが考えられます。(I)入れ歯の噛み合わせが悪く、一か所だけがきつく、歯ぐきに食い込む。(2)入れ歯の床の下の粘膜が沈みすぎている。(3)入れ歯の床のふちの部分が粘膜にあたりすぎていたり、食い込んで床ずれを起こしている。(4)舌に傷や口内炎ができていて、入れ歯のかたい床や針金がそこにあたって痛む。(5)歯にかかっている針金かきつすぎて、無理な力がかかっている。(6)骨の中にうもれている歯(埋伏歯)や歯を抜いたとき残ってしまった骨のかけらが、ものを噛むと入れ出にあたって痛い。(7)病気をして歯ぐきがやせて入れ歯が合わなくなり、ふちが粘膜に食い込む。