フェーズ?で取り上げられる大きなテーマは、保険契約から生じる資産・負債の公正価値評価ですが、公正価値評価を行ううえで、次の点について注意が必要とされています。・保険契約は市場での取引がないため、市場を基礎とした情報が不当なコストや努力なしに利用可能でない場合には、保険者に固有の仮定を利用することが可能。・市場での反証がない限り、保険負債の見積公正価値は保険者が新しい契約者から同じ条件・期間について新しい契約を引き受けることによる金額を下回ってはならない。すなわち、市場での証拠が利用可能でない場合は保険証券の発行者は保険契約の引受時に純利益を認識することはない。なお、公正価値の定義には、割引計算の実施、資産の運用実績についての期待の排除(特定の資産の運用実績に基づく場合を除く)、市場参加者がリスクについて求める保険料の期待の調整や期待キャッシュ・フローに対するマークアップ、契約者保護の影響や保険契約の信用リスクの特徴の反映などが求められます。