低層マンションについて

2011-10-27

低層マンションは、高層マンションと比べると建築基準がかなり甘い。パイル打ちなどの本格的基礎工事は必要としないし、その分建設費用は安い。神戸の山の手は、海岸線に比べて地盤は固いとはいわれているが、それは下層に深くパイル打ちをしてはじめていえることだ。低層マンションのように、地中にわずかに基礎を埋め込んだ程度では、いくら地盤が固いといっても、この固い岩盤に届く前に基礎工事をやめてしまうわけだからほとんど意味はない。まして、斜面の一方に土盛りをして、平坦地化した地盤では、土地の軟弱は海岸沿いとほとんど等しいものになってしまう。こうした地盤では、いったん大地震が起きれば崩れ落ちて当然である。地盤が崩れれば建物は傾き、上層階の力のかかり具合によれば、一階や二階部分が押し潰されて当然だ。