紆余曲折を経てきた三菱

2011-09-26

かくも紆余曲折を経てきた三菱だが、一貫して三菱グループという意識だけは変わらず、トヨタやホンダのようにクルマ一本やりという覚悟が薄い。ユーザーより三菱グループのほうばかり見ている。何度かテレビでトップの記者会見を見たが、どれも他人ごとで自分の心ここにあらずという空気があった。いまの三菱はずっと頭を低くして、ただただ嵐が通り過ぎるのを侍っている。木来ラリーが得意だが、せっかく日本で初めておこなわれた世界ラリー選手権(WRC)も、出場しなかった、04年10月にコルトをマイナーチェンジし、コルト・プラスを発表するなど、ようやく新しく動き出したようだが、率直にいってその前途は暗い。クルマ、とくに乗用車ほどブランドが大切な商売はない。そのブランドを三菱は自ら傷つけてしまった。ニューカーもここ2年ぐらいでいくつか登場するようだが、それが大いに売れるとは思えない。できれば本来、得意分野の商用車、バス、トラックで勝負したいところだろうが、トラック、バス事業の三菱ふそうは分社化して、すでにダイムラーに売り渡してしまっている。このメーカーはお客さまに恭順の意を表し、マジメに出直すしかあるまい。すべてをゼロにしてから出直す覚悟が必要だ。三菱は4年前、リコール隠し事件で世界の指弾を浴びた。前社長がまた犯罪を犯した、世界はそう見ている。こんどこそ本当に反省してほしい。トップは人事判断をもって、償うべきだろう。片手の中からクルマが好きで好きでという人間を選び、責任を持たせることだ、

(車種一覧)
フォルクスワーゲン
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BMW
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ベンツ
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スズキ
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