東京都内などでAT車に乗っている人の操作を見ていると、信号や渋滞にひっかかるたびごとに、DレンジからNレンジに戻している人がいる。さらによく観察すると、そういう操作をするのは年配の人に多く見かけられるが、若い連中もこまめにセレクトレバーを動かしているようだ。なぜわかるかといえば、DからNにシフトするたびにクルマが尻を持ち上げるからだ。AT比率の高いハイオーナーカーが停車のたびに尻をピョコンと浮かすのは、正直なところカッコいいものではないが……。なぜそうするのか、オレなりに考えてみた。きっとDレンジのままだとクリーピングが発生するから、それを嫌ってニュートラルにするのだろう。MT車を運転していたときの名残かもしれない。なお、クリーピングとはD、Lまたは1、あるいは2レンジにシフトしているとき、アイドリングでもソロリソロリとクルマが前進することだ。MTばかりを運転している人は最初のうち違和感を覚えるものでもある。