しわを伸ばすボトックス注射つて何だ?

2011-04-20

先の皮膚科で肌の診断をした後、あらためて読者や視聴者が安心していける皮膚科選びについて話が及0ました。中でも気になるボトックス注射とヒアルロン酸とピーリングを一度に行うこと。雑誌でもよく目にしますが、違いを明確にしている人は少ないのではないでしょうか。事実、わたしもヒーリングしか体験したことがないので、あとの二つは結果がわかりません。ちょっと納得のいかなかった女性の先生は、この三つを一度に行うといっていたので、その時、ボトックスとは何ぞやと直撃!はI、驚いた!ボツリヌス菌(食中毒の病原菌から精製された毒素)、つまり神経毒のことなんですって!参考までに、それが約三千単位の量が体内に入ると食中毒を起こすというもの。しわを伸ばす時には約百単位を注入させるのだそう。「単位でいうなら少ないでしよ」。そう言われても。それを注射すると筋肉が固まって(筋肉の動きが一時的に麻庫するため)表面のしわが薄くなるのだといいます。まさに顔の筋肉が硬直状態に。実際にボトックス注射をして、二〜三日たった人のおでこを見たら、表情が止まっていて怖かったという声が。馴染めば違和感もなだらかになるらしいのですが、=丁四ヶ月しか持たないというのも特徴。ちなみにヒアルロン酸でもボトックスでも、器用な先生が注入しないと(しわの位置から何ミリとかあるんですって)、かえってしわを目立たせる仕上がりになることもあるので、こればかりは先生の腕を信用するしかないようです。ところでこのヒアルロン酸とは、一般名はヒアルロン酸ナトリウム。ニワトリのトサカからタンパク分解酵素で加水分解したり、弱アルカリで抽出して得られるものに対して、微生物で合成したもの(バイオヒアルロン酸)も普及しはじめています。分子の中にたくさんの水分を含むことができて、乾燥から肌を守る効果が高いので、化粧品に含まれることも多い成分です。知っておくと成分表示の参考になりますよ。案外基礎化粧品に配合されているパーセンテージが少ないのがわかるかと思います。わたしが肉眼で見た注射器に入ったヒアルロン酸は、ドロッとした感じがしたのは気のせい?そんなことはなかっだのが先の深夜番組。注射器の中身を出して、親指と人指し指でグニュグニユさせてアップで見ると、弾力のある透明の液だとハッキリわかりました。ヒドイ、ヒド過ぎる。番組の中で問違ってることをナレーションとテロップで堂々と出している。その間違いというのが、「ヒアルロン酸は体の中にもともと存在しているので、それを体内に注入しても安心」。安心なわけないでしよ!断言するなんて危ない。たとえバイオでもニワトリのトサカというだけで鶏肉の問題が頭を過る、社会的に深刻で関心が高い問題なのに。さすがにこの件は見て見ぬ振りはできないと、この番組のデスクをしていた友人に報告。案の定、番組後の問い合わせや質問は予想以上に殺到し、対応に困ったそうです。美容特集はさらっとできないということを、スタッフの方にも自覚していただきたいと思います。おっと!なんてグッドタイミング?この原稿を読み返していたその時。読売新聞の夕刊にこんな記事が!『米食品医薬局(FDA)は四月十五日、顔のしわ取りに効果があるとされる『ボトックス』を認可した。もともとまぶたのけいれん治療に使われていたものだが、今回は美容目的の使用が承認された。効果は持続的ではなく定期的に注入することが必要だが、FDAでは、次の注入まで最低三ヶ月の間を置くことなどの条件をつけた』。さすがはアメリカ。でもね、わたしは聞き逃さなかったわ。有名な美容形成外科の先生の生の声を。最近ではアメリカは豊胸手術もシリコンを禁止しているところも増えているんですって。同じことを先週わたしが見たテレビ番組(午後、森川由加里さんと加藤茶さんとピンクの電話の清水よし子さんがトークしてました)に、雑誌の後ろの方のページに出てくる美容形成外科の先生が出演して、説明していました。この日はバスト特集だったのか(途中から見たので定かではなくてゴメンナサイ)、胸が大きく見えるブラにはじまり、最新美容胸事情をロケで展開。スタジオで見ている先の三人は、お決まりの反応をするかと思いきや、やった!よし子ちゃん!そのことを聞いてほしかったのよ、という視聴者が聞きたいことをズバリとツボをついてその先生に質問してくれるではありませんか!それが豊胸手術のシリコンについて。なんとシリコンは破裂した時に、体内に残ってしまうため、害が出ないとも限らないとのこと。それに比べて食塩水バックは、破裂しても中身が尿で排出されるので、シリコンのような心配は少ないとのこと。さらにその番組のロケでは、プラセンタを腕に注射で一ヶ月にI回のペースで投与していくと、バストが1センチアップしたと、使用前使用後をVTR‥で見せていました。これまたスタジオにカメラが戻るとよし子ちゃん、質問。「プラセンタつて何ですか?」わたしもそう思うのです、狂牛病問題が起きて以来、急にプラセンタ(胎盤の意味)エキスに不安を持つ人が増えたのですから。すると先生は、「人間の胎盤です」と牛ッパリ。ああ、よし子ちゃん。もう一歩踏み込んでほしかった。「誰の?」つで。そこまではわからなかったものの、先生はテレビに出演される方にしては珍しく、白黒ハッキリおっしゃる方で、「バストが1センチアップするというよりも、張りが出るという程度。大きくなるというよりは、張り」と断言。さらに乳癌検診で、バックが入っている場合は癌の発見ができるそうですが、プラセンタは体内に溶けてしまうので、発見できないとも。こんなためになる番組がどうしてゴールデンタイム(夜七時台)じゃないのかしらって思っちゃいました。これは確実な裏づけがないので、あくまでも噂ですが、医者を目指して予備校に通っている友人によると、出産後の胎盤を売買しているところもあるそうです。とはいえ、最近の医学生には、明るい未来、再生を手助けしたいと心から願って美容形成外科のドクターを目指す人もものすごく増えているそうです。ちなみにわたしの知り合いの先生は、アメリカで耳を作る手術のため、先日出発しました。失ってしまった耳を軟骨から作るのだそうです。整形といっても、ただきれいになりたい、若返りたい、という以外にいろいろな目的があることを、秒単位で知る今日このごろです。