よくなればなったで、現状に満足できず、もっとよくならないかと欲張りなことを言い出す人もいます。そういう人は絶えず不満材料を見つけだそうとするせいか、愁訴も必ずしも一定していません。たとえば鼻の粘膜がはれ上がって呼吸さえできなかった人が、手術後は呼吸がラクになったと喜んでいたのに、一ヵ月もするとまた鼻がつまってきたなどと言い出す。こうした傾向は鼻の疾患のある患者さんに多く見受けられ、極端な場合にはポリサージャリーという病的な状態に陥ってしまうことも。そして気がすむまで手術を求めて病院を渡り歩くようになるのです。これほど病的な状態ではないにしても、レーザーを過信し、絶対的なものとみなしている人が少なくないことも事実です。レーザー手術さえ受ければ、完全に治ると勝手に思い込み、多少でも症状が現れると不満を訴える。薬の量を減らすことができただけでも、効果があったことは明らかなのに、それでは満足しない。レーザー手術を受ければ、二度と不快な症状に悩まされることはないと思い込んでいるのです。
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