不動産のことをあまり知らないことが幸い

2010-12-02

「一緒に駐車場経営をしましょう」「売り上げの中から経費を差し引いた一部も分けましょう」「集金も立ち会ってやりましょう」「当社は経営の代行をするだけです。あくまで地主さんが主役です」。売り上げも安定し、地主さんとの信用が増すと、「定額でいいや」という地主さんからの要望があり、土地の賃貸契約という形になってきた。土地の賃貸契約を不動産会社並に実施していたにもかかわらず、当時、宅建(宅地建物取引主任者)の資格を持っている社員は1人もいなかった。不動産のことを全く知らないまま営業をしていたのだ。不動産関連の知識が少しでもあったら、こんなことはできなかったと思う。貨してくれるわけがないと最初からあきらめていただろう。ところが、不動産のことをあまり知らないことが幸いしていた。遊休地を持っている地主から借りてくればいいじゃないか、という軽い気持ちだった。貸さないなら、こうすればどうだろう、こんな条件を提示すれば貸してくれるんじゃないか、という具合だった。