受験の厳しさを体験

2011-03-22

その不満が何かについては、言葉を濁した。だが雑談しているときにぽろりともらしたことをつなぎ合わせると、たとえば長女の女子校については、規則ずくめで、子どもはともかく親のほうが息がつまりそうだとか、長男の学校はおおらかでいいけれど、勉強が大丈夫なのか心配だ、といったところだ。長男、長女どちらの学校も、小学校で入ってしまえば大学までストレートで進学できることが大きなメリットでもあり、同時にデメリットにもなる。メリット・デメリット両方を納得のうえで入れたはずなのに、入ってしまうとぜいたくな悩みも抱えてしまうといったところだろうか。「私自身が小学校はともかく、一度も受験の厳しさを体験していませんから、中学受験の話を人から聞いただけでおびえてしまって、子どもを二年間も塾通いをさせるなんてぜったいにいや!と小学校受験をさせたところもあるんです。もちろん小学校受験もたいへんでしたけれど、親がフォローできる部分がとても大きくて、子どもたち自身ものちのち心に何か傷が残ったなんてことはまったくなかった。中学受験は合格不合格にかかわらず、子どもの精神的・肉体的負担が重いんじゃないでしょうか。想像ですけれど」

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