ブランド好き、インポート好きの日本人をめがけて、欧米から大挙してファッションブランドが進出している。とりわけ、ヨーロッパの高級ブランドの攻勢はすさまじい。ルイ・ヴィトンを筆頭に、グッチ、エルメス、プラダ、ディオール、セリーヌ、ゲラン、ラクロワ、フェンディ、サンローラン、カルティエ、ジル・サンダーと日本進出の勢いは加速する一方だ。スーパーブランドと呼ばれるこうした有力ブランドは、フランス勢とイタリア勢にほぼ二分できる。フランス勢を代表するのが、ブランドのコングロマリット(複合企業)LVMH(モエーヘネシー・ルイ・ヴィトングルーブ)が展開するブランドだ。次々に有力ブランドを傘下におさめるLVMHは、セリーヌやジバンシイ、ケンゾーを手中にし、2001年にはダナ・キャラン買収に成功した。ダナ・キャランはアメリカのブランドだが、世界に手を広げるLVMHが親会社になったことで、世界進出にはずみがつきそうだ。